新卒入社した会社を退職して思ったこと。

1月31日をもって新卒入社した会社を退職しました。

 

入社から5年と10ヶ月という期間は今振り返ると、とても感謝の気持ちと寂しい感情が溢れかえってきました。

 

大学を卒業し社会に出たてで、右も左もわからない人間をここまで育ててくれ、会社の人ともプライベートで遊びに行くくらい皆さん良くして頂いたので、辞める事を決断をするまでにとても時間を要しましたが、自分自身を次のステップへ成長させる為に辞める決断をしました。

 

そこで、今回人生初の退職を経験して思った事を書いてみようと思います。

<辞める寂しさ>

今までの人生において大学までは皆同時期に同じ場所を卒業してきた訳ですが、会社は皆同時にやめるという事は先ず有りません。いわゆる一人で卒業・転校みたいなものです。これは大変寂しく感じました。一人で皆さんに挨拶にいって一人で皆さんにお別れの一言を言っていただくのは自分にとって充実すぎたというか、寂しさとありがたさを感じました。

結果皆さんが暖かく見守って下さるお陰充実して悔いなく会社を辞める事が出来ました。

<皆さんの暖かさを学ぶ> 

ありがたく円満退社をさせてもらったのですが、それまでに各所で送別会を開催頂き、様々なプレゼントやメッセージなど、沢山この事をギブして頂きました。

今自分自身にギブが溜まっています。ギブを持て余すと自分の中で溢れかえりそうになります。この思いを次の人生において分配する事を私の目標にします。

<人の深さを早く知った方が良い>

今回改めて様々な人と食事する事が多かったのですが、実は”こうだった”みたいな人が多かったです。”実は◯◯だった”という事って日々の付き合い以上に、人としての深さを感じるとても魅力的な部分だと思います。私自身とてもその部分に惹かれ、共感やもっと話を聞きたいと思ってグッと距離が近づく事が多いです。

日々の忙しい日常の仲で一歩踏み出してお互いの事を話す時間は限られていますが、少し無理してその人の深いところまで飛び込んでいく事も大事かと思いました。

もっと早く知っていればという事を無くして、その時その時の人との関わりを濃いものにしていきたいと思います。正直表面だけの付き合いでも同じ時間を共有するにあたってはもったいない気がしました。

<お客さんとの”また!”ができる事の有り難さ>

営業をしていたので、当然お客さんとの別れもありました。次の会社でも営業を行うのですが、全く業界が違う為に余程何かない限り仕事で会う事はないでしょう。

しかし、お客さんの大半が路面にお店を構えるある種のオーナー企業が多い為普通にプライベートでも利用できる環境におられます。

それはとても有難い事だと感じました。普通の企業であれば、よほど仲が良くない限り会う事が出来なさそうですが、お客さんがお店をやっている事が多いのでそのお店の近くに遊びに行った際に訪問することが出来ます。そのお店の地域に行った時に態々よる理由が出来るしお店でお土産を買う事が出来ます。

仕事を通して今まで築いてきた人間関係を退職したから終わりではなく、一生のお付き合いに出来そうな事に喜びを感じます。

 

 

約5年同じ会社にいたので社内や社外ととにかく、人との繋がりの深さを再認識した今回の退職でした。

一生続く人間関係を大切にしたいと思います。

私はその場その場では終わらせずに沢山の人と出会いそれぞれが表面的な関係で終わりはなく、それぞれの人と長く深く付き合える人間になっていきたいと思いました。

人間関係を築いて更に人生を充実させて行きたいと感じました。

 

今回いろいろと発見する事が出来た退職という出来事に感謝します。