営業活動の基本を再認識した事

会社の朝礼での会社役員さんがお話されていた内容をシェアしたいと思います。

 

営業をしていれば基本で当たり前の事ですが、客観的な目線で話されていたので、とても自分自身の改めて重要な気づきもありました。それを意外と出来てない人もいるのではないかと思い2点を紹介します。

 

役員さんが、ある社内研修の展示会に言った際に、数十年前に常時取引のあった企業Aと再開し、久々に色々と提案を受けたようです。その後月1〜月2ペースで提案を受け、ここ数年採用している企業Bも引き続き打ち合わせを行っています。

2社を比較しながら検討を行っているところですが、2社には違いがあるとの事です。

 

<前日には必ずアポイント確認の連絡がある>

最近新たな売り込みがある企業はAは、一度とったアポイントはアポイントとして当日まで何の連絡もなく普通に訪問してくる。

一方、毎年採用している企業Bは前日に必ずアポイント先確認の連絡を入れてくる。

「確認ですが、明日の◯◯時のアポイントご都合は宜しいでしょうか。」

 

<誰に話すかで提案内容を変える>

企業A1・B共に先ず役員へ提案を行います。

社内の事なので直ぐに決める事が出来ず、その他リーダー等と検討する必要があり、再度改めの提案をお願いするとなった際に、企業Bは「役員さんはどこまでお話される予定か」と聞いてくる。

次回の役員以外のリーダーに提案する内容は、役員向けに提案した内容と全く同じ説明をするのではなく、どこまで、どのように説明する必要があるかと確認をして内容・提案の仕方を変えてきますと話があった。

一方で企業Aは特に何の話もなかったので、恐らく同じ話をするのだろうと予想していた。

 

検討した結果、結局価格面も考慮して従来から利用しているB社の採用が決まったとの事ですが、他の対応を含めてもB社を採用して良かったとお話されていました。

上記の二点は提案内容に直接的に関わる部分ではないですが、営業を受ける側の人間にとってどのように提案を受けるかの部分も大切であると再認識した瞬間でもありました。